住まいの豆知識・コラム
花粉症の季節に備える快適な室内環境の作り方
投稿日:2025年02月20日春が近づくとともに、花粉の飛散が気になる季節がやってきます。外出時だけでなく、室内にいても花粉症の症状が出てしまう方も多いのではないでしょうか。特に2月から3月にかけては、花粉の飛散量が増えるため、対策をしっかりと行うことが大切です。
室内の花粉を減らして快適に過ごすためには、「空気清浄機の活用」と「エアコンのフィルター掃除」が非常に効果的です。
- 【空気清浄機の選び方】
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空気清浄機は、室内の花粉を除去する強い味方です。選ぶ際には以下のポイントを押さえましょう。
適応畳数を確認する
部屋の広さに合った空気清浄機を選ぶことで、効率よく花粉を除去できます。「適応畳数」が部屋の広さに対して不足していると、十分な効果が得られません。
フィルターの性能と交換頻度
花粉除去に効果的な「HEPAフィルター」搭載のものがおすすめです。また、フィルターの交換頻度を確認し、定期的に交換することで効果を持続させましょう。
加湿機能付きのモデルを選ぶ
乾燥した室内は花粉が舞いやすくなります。加湿機能がついた空気清浄機を使うことで、花粉の浮遊を抑えることができます。
- 【飯野物産おすすめモデル】
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シャープKI-TXシリーズなど、プラズマクラスターNEXTを搭載した高性能空気清浄機は、粒子数を見える化しながら、クリーンルーム規格Class8レベルの清浄度を実現します。無線LANでスマートフォンと連携し、クラウドのAIが運転状況や空気情報を分析。家庭の使用状況に合わせて賢く成長し、より効果的な空気清浄を行います。
ダイキンのACKシリーズなどは、独自のストリーマ技術でウイルスや花粉を分解・除菌し、TAFUフィルターでPM2.5を長期間キャッチ。加湿機能付きモデルもあり、乾燥対策も可能。静音設計と自動運転センサーで快適な使用感を実現。スタイリッシュなデザインと省エネ性能も魅力です。
- 【エアコンのフィルター掃除】
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エアコンのフィルターには、知らぬ間に花粉やホコリが溜まっています。花粉症や対策や効率アップのためにも、2週間に1回のフィルター掃除を心掛けましょう。
フィルター掃除の手順
- エアコンの電源を切り、フィルターを取り外します。
- 掃除機でフィルターのホコリを吸い取ります。
- 水洗いをして、陰干しでしっかり乾燥させます。
- 乾いたフィルターをエアコンに戻して完了です。
フィルター交換の目安
長年使用していると、フィルターの目詰まりが進み、効果が薄れます。目安として 3~5年ごとのフィルター交換を検討しましょう。
- 【その他の対策】
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空気清浄機やエアコン以外にも以下のような対策も有効です。
換気の工夫
花粉が少ない時間帯(早朝や夜)に短時間の換気を行いましょう。
窓・玄関の花粉対策
窓や玄関に花粉キャッチカーテンや花粉防止フィルターを設置することで、室内に入り込む花粉を減らせます。
加湿器の活用
室内の湿度を 50~60% に保つことで、花粉が舞いにくくなります。
花粉症対策には、空気清浄機やエアコンのフィルター掃除が欠かせません。室内環境を快適に保つことで、花粉症の症状を軽減することができます。
飯野物産では住宅設備のプロの視点から、お客様の目的や住環境に合わせた最適な機種をご提案可能です。快適な室内環境を整えるために、ぜひお問い合わせください。