エアコンの効きが悪くなったと感じるあなたへ

猛暑とエアコン

残暑が厳しい中、エアコンの効きが悪くなったという話をよく耳にします。
酷暑日や熱帯夜もまだまだ多く、熱中症になるリスクもあり、節電をしながらもエアコンを効率よく使うことが求められます。

エアコンを効率よく使うためによく知られている対処法は「室内機のフィルターを掃除する」ことですが、「室外機の周辺環境を見直す」こともエアコンの効率をあげるためには重要です。

【エアコンの仕組み】

エアコンがお部屋を涼しくする仕組みはご存じですか?
ご存じのとおりエアコンには「室内機」と「室外機」があります。

【室内機】
部屋の暑い空気を吸い込み
その空気からを取り除く

が取り除かれた
涼しい空気を部屋に戻す
室内機によって
取り除かれた
【室外機】
外気を吸込む

室内機から届いた
前面から外気へ放出する

熱が取り除かれた
涼しい空気を室内機に戻す

「室内機」により取り込まれた暑い空気のは、触媒によって「室外機」へと運ばれ、屋外へ放出されます。この時、室外機が吸い込む外気温が高いとを放出しづらくなり、冷房効率が悪くなります。
エアコンの効きが悪くなったと感じたらフィルター清掃と「室外機」周辺環境の点検・見直しをお勧めします。

室外機

【冷房効率の良い室外機の環境】

何よりも「室外機周辺に物を置かず、風通しをよくする。」ことが大切です。
「よしず」など日除けで直射日光を防ぐことは効果的ですが、室外機から1m離して設置しなければ逆効果となるので気をつけましょう。

※冷媒ガスが流れる銅配管を接続している室外機を動かすと冷媒ガスが漏れる可能性があります。環境整備する場合も室外機は動かさないように注意してください。

【冷房効率をあげるには】

冷房効率をあげるには、「室内機」のフィルター清掃(目安:2週間に1回)だけでなく、「室外機」周辺の環境整備(室外機の清掃含む)を整えることも重要です。

暑い夏を乗り切るために「室外機」の周辺を見直してみてください。

【JIS規格】

日本産業規格(JIS)において、エアコンは外気温43℃で一時間の連続運転が可能であることが定められており、どのメーカーのエアコンでも動作が保証されています。
しかし、エアコンは長時間使用することが一般的で、かつ近年の猛暑では、室外機の周囲温度が43℃を超える日も珍しくなく、エアコンの負担は増すばかりです。故障を未然に防ぐために保護回路が働き、エアコンの効きが悪くなったり、運転が停止する場合もありますので、ご注意ください。

飯野物産は住宅設備の専門家として家庭用から業務用まで多くのエアコンを設置してきました。これまでのノウハウで最適なエアコンをご提案できます。

エアコンの買い替えや新設をお考えの際はお気軽にお問い合わせください。

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